日本近世文学会平成23年度秋季大会

期日
平成23年9月30日(金)〜10月2日(日)
会場
高麗大学校

大会プログラム(PDF)

第1日 9月30日(金)

シンポジウム「日本近世文学と朝鮮」(16:30〜18:30)

1シンポジウム「日本近世文学と朝鮮」 趣旨 茨城キリスト教大学 染谷 智幸
2 韓国の日本近世文学研究、日本近世文学研究の朝鮮古典小説味読、
その意義と展望
東京大学名誉教授 延廣 眞治
3 韓国における日本近世古典人文学研究の翻訳出版
―現状と課題―
檀国大学校 鄭 ヒョン
4 壬辰倭乱(文禄の役)と日本近世文学 高麗大学校 崔 官
5 朝鮮通信使から学芸共和国へ 金城学院大学 高橋 博巳
  コメンテーター 早稲田大学
明知大学校
東京経済大学
中嶋 隆
崔 京國
加藤 敦子

第2日 10月1日(土)

研究発表会 午前の部(09:30〜12:20)/第一会場

1 馬琴の懲悪論
―儒学思想と異国観との関連を中心に―
筑波大学(院) 金 学淳
2 『太平記演義』の底本と成立過程について
―「太平記抜書」としての性質に着目して―
東京大学(院) 李 忠◆
◆はさんずいに皓
3 近松浄瑠璃『本朝三国志』の第五段目について
―人形、舞台、語りを中心に―
同志社大学(院) 高 永珍
4 文化初年の鶴屋南北 東京大学(院) 片 龍雨
5 京舞井上流と歌舞伎
―上方舞踊詞章成立の背景―
日本学術振興会特別研究員 岡田 万里子

研究発表会 午前の部(09:30〜12:20)/第二会場

1 『橘窓茶話』に表れたる雨森芳洲の漢詩観 大阪大学(院) 康 盛國
2 『本朝一人一首』考―諸本と板行の経緯― 総合研究大学院大学(院) 陳 可冉
3 『野傾友三味線』にみる北条団水の創作技法
―其磧の受容を中心として―
早稲田大学(院) 近藤 仁美
4 鼻山人の人情本―「欲」という人情― 東京大学(院) 崔 泰和
5 『一休諸国物語』『当世手打笑』と西鶴本
―『万の文反古』五の二及び『浮世栄花一代男』二の三をめぐって―
日本学術振興会外国人特別研究員 琴 榮辰

研究発表会 午後の部(13:40〜17:50)

1 近松の作品と朝鮮―近松の捉えた朝鮮像― 慶北大学校(非) 朴 麗玉
2 <膝栗毛もの>合巻と二代目岳亭考 全南大学校 康 志賢
3 草子系『浄瑠璃御前物語』について 日本女子大学 福田 安典
4 日本における代表的孝子の形成―『本朝孝子伝』古典章段を中心として― 明星大学 勝又 基
5 雲錦亭の蔵書形成―賀茂季鷹の知源― 相愛大学(非) 盛田 帝子
6 『月氷奇縁』の画工 阪急文化財団 北川 博子
7 軍書の中の小早川隆景―碧蹄館の戦いを中心に― 防衛大学校 井上 泰至

第3日 10月2日(日)

文化実地調査


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