−昭和二六年第一号〜二〇二四年第一二〇号−
『近世文藝』編集委員会 編
▽ 凡 例
一、本一覧は、『近世文藝』の総目次である。
一、『近世文藝』五〇号掲載の総目次(第一〜四九号)に第一二〇号までを増補して作成した。
一、作品名は『 』、章・編名等は「 」に統一した。
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120 一二〇号 二〇二四年七月 | |
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真名本『三河記』の編者についての試論 | 大山 恵利奈 |
十方庵大浄の『羇旅漫録』書写をめぐって ――諸本の整理と本文改変を中心に―― |
木越 俊介 |
若手研究者ネットワーク化促進企画関連ワークショップ 「世代を超えて、話し合おう」報告 |
加藤 弓枝 高松 亮太 宮川 真弥 |
若手研究者ネットワーク化促進企画関連ワークショップ 「世代を超えて、話し合おう」参加記 |
関原 彩 岩間 智昭 飯倉 洋一 浅井 万優 |
119 一一九号 二〇二四年一月 | |
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『戒殺物語・放生物語』における孫思邈と陶弘景 ――善書との関係をめぐって―― |
伊 丹 |
百首歌・題詠・画中歌・絵入本のTEIマークアップの試み ――天和三年刊・菱川師宣画『絵入藤川百首』を例として―― |
幾浦 裕之 |
『猿蓑』発句部の再検討 | 佐藤 勝明 |
大坂出版史における絵入根本 | 北川 博子 |
シンポジウム「没後二百年 大田南畝を語る」報告 | 久保田 啓一 宮崎 修多 福田 安典 宮内 淳子 小林 ふみ子 宮本 祐規子 |
シンポジウム「没後二百年 大田南畝を語る」傍聴記 | 田中 則雄 |
118 一一八号 二〇二三年七月 | |
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江戸・大坂における貸本屋組合の成立 | 松永 瑠成 |
頼春水『負剣録』の成立 ――近世後期漢文紀行における表現と文学的主張―― |
浅井 万優 |
シンポジウム「越境する・交流する ――近世演劇を起点として――」報告 | 高橋 則子 北川 博子 川添 裕 寺田 詩麻 岩井 眞實 河合 眞澄 合山 林太郎 日置 貴之 |
シンポジウム「越境する・交流する ――近世演劇を起点として――」傍聴記 | 神林 尚子 |
日本近世文学会七十周年記念特集「研究者の仕事」 | 加藤 十握 川平 敏文 ロバート キャンベル 倉員 正江 |
117 一一七号 二〇二三年一月 | |
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草双紙の本文料紙の紙質 ――高精細デジタル顕微鏡の観察結果を手掛かりに―― |
松原 哲子 |
常磐津『〈男江口/女西行〉花吹雪富士菅笠』考 ――富士太郎と廓咄を中心に―― |
古川 諒太 |
『戯動大丈夫』『通者茶話太郎』の成立に関する一考察 ――寛政期「河太郎物」の刊行計画と丸派の狂歌師―― |
野澤 真樹 |
『斯波遠説七長臣』考 | 小笠原 広安 |
太閤記物の切附本における種本利用に関して | 伊藤 美幸 |
日本近世文学会創立七十周年記念シンポジウム 「独自進化する? 日本近世文学会の研究 ――回顧と展望」報告 |
中嶋 隆 山本 嘉孝 河村 瑛子 陳 捷 ボナヴェントゥーラ・ルペルティ 廣瀬 千紗子 飯倉 洋一 藤原 英城 |
覚醒するゆりかご――『創立七十周年記念シンポジウム』傍聴記 「独自進化する? 日本近世文学会の研究――回顧と展望」傍聴記 |
篠原 進 岡部 祐佳 |
116 一一六号 二〇二二年七月 | |
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『葛の松原』の語る「古池」句について ――付・関連資料の報告二件―― |
深沢 眞二 |
『拾遺御伽婢子』作者をめぐる一考察 ――柳糸堂と夏目氏―― |
小田島 由佳 |
『本朝酔菩提全伝』の再検証 ――岩芝をめぐって―― |
小林 俊輝 |
シンポジウム「〈見せる/魅せる〉近世文学」報告 | 金子 馨 長田 和也 中西 保仁 林 知左子 アレッサンドロ ビアンキ 南 清恵 加藤 弓枝 木越 俊介 |
シンポジウム「〈見せる/魅せる〉近世文学」傍聴記 | 石上 阿希 |
115 一一五号 二〇二二年一月 | |
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『懐硯』巻五の三 「居合もだますに手なし」の手法 ――〈欺瞞〉と〈機智〉の継承と創造―― |
梁 誠允 |
勧化本に見る近世仏書の特質 ――「倩女離魂」を例として―― |
木村 迪子 |
シンポジウム 「デジタル時代の和本リテラシー ――古典文学研究と教育の未来」報告 | 佐々木 孝浩 ラウラ・モレッティ 海野 圭介 宮川 真弥 山田 和人 勝又 基 津田 眞弓 |
シンポジウム 「デジタル時代の和本リテラシー ――古典文学研究と教育の未来」傍聴記 | 黒川 桃子 |
114 一一四号 二〇二一年七月 | |
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下河辺長流の学問と歌材 | 大山 和哉 |
賀茂真淵と田安宗武 ――有職故実研究をめぐって―― |
高松 亮太 |
安政江戸地震と漢詩 ――国会図書館蔵稿本『禍福集』の分析を中心に―― |
松葉 友惟 |
烏亭焉馬作『蚊不喰呪咀曽我』 ――会話体滑稽本の先蹤として―― |
マスキオ・パオラ |
シンポジウム 「つながる喜び ―江戸のリモート・コミュニケーション―」報告 | 神楽岡 幼子 ベティーナ・グラムリヒ=オカ 辻村 尚子 菱岡 憲司 神作 研一 小林 ふみ子 |
シンポジウム 「つながる喜び ―江戸のリモート・コミュニケーション―」傍聴記 | 天野 聡一 |
113 一一三号 二〇二一年一月 | |
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南畝の狂歌の評価軸 | 小林 ふみ子 |
近世中後期の堂上歌人による 名所障子歌の制作について |
田代 一葉 |
姫路騒動実録の生成と展開 | 田中 則雄 |
太閤記物実録三種考 ――『真書太閤記』『太閤真顕記』『重修真書太閤記』の成立を辿って―― |
竹内 洪介 |
歌語「神風」変容の内実 ――幕末国学者中島広足の歌作一斑―― |
𠮷良 史明 |
112 一一二号 二〇二〇年七月 | |
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瀬川采女説話の受容と展開 ―妻・菊の貞女性を中心に― |
岡部 祐佳 |
平賀源内『根南志具佐』のカッパ図 | 吉田 宰 |
『異本洞房語園』の諸本と式亭三馬 | 長田 和也 |
町に触れられなかった『御触書天保集成』寛政二年五月出版改革「町触」 ――山東京伝・蔦屋重三郎処罰の前提状況―― |
山本 秀樹 |
近世歌風史論序説 ―十八世紀から十九世紀へ― |
浅田 徹 |
大塩平八郎物実録の展開とその受容 | 荻原 大地 |
〔講演録〕紀行文に見る宮島の大鳥居 | 秋山 伸隆 |
111 一一一号 二〇二〇年一月 | |
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林義端怪異小説の典拠 | 森 翔大 |
栗田樗堂『萍窓集』小考 ―『石耕集』との比較を通して― |
松井 忍 |
山東京伝『復讐奇談安積沼』の創作手法 ―敵討物草双紙からの影響をめぐって― |
伊與田 麻里江 |
『当世百歌仙』の刊行とその周辺 | 三ツ松 誠 |
110 一一〇号 令和元年七月 | |
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浅井了意仏書考―『無量寿経経鼓吹』を中心に― | 木村 迪子 |
木村黙老の蔵書目録攷―多和文庫蔵 『高松家老臣木村亘所蔵書籍目録残欠』の位置づけ |
三宅 宏幸 |
シンポジウム「日本近世文学の可能性―地域からの発信」記録 | |
第一部 愛媛大学図書館所蔵「鈴鹿文庫」から見えるもの | |
神の国のほとりの方丈―『方丈記』異本― | 福田 安典 |
吉田家と徒然草―近世初頭における徒然草受容史の一齣 | 川平 敏文 |
第二部 愛媛の芸能と近世芸能 | |
近世伊予の祭礼と芸能―吉田祭・川名津神楽を中心に― | 大本 敬久 |
近世芸能研究から見る川名津神楽 | 山田 和人 |
「日本近世文学の可能性―地域からの発信」全体コメント | 小助川 元太 |
109 一〇九号 平成三一年一月 | |
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多田南嶺浮世草子におけるモデル ―古義堂との関わりを踏まえて― |
神谷 勝広 |
秋里籬島作「図会もの」読本考 | 藤川 玲満 |
「中本」受容と大島屋伝右衛門 ―版元、そして貸本問屋として― |
松永 瑠成 |
108 一〇八号 平成三〇年七月 | |
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『鹿驚集』をめぐる諸問題 | 佐藤 悟 |
宗因における出家とその意味 | 尾崎 千佳 |
[講演録]藩主島津斉興像を問いなおす ―島津家第二十七世としての文武の実践― |
鈴木 彰 |
西郷隆盛と文学 | 原口 泉 |
107 一〇七号 平成三〇年一月 | |
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覆刻板『ひさご』入木考 ―芭蕉顕彰と伝書が生んだ一現象― |
露口 香代子 |
『清渚集』所収『神宮先輩?近来国学人歌集』に関する一考察 ―長歌群に見る本居大平の影響― |
倉本 昭 |
「佐倉惣五郎物」実録の系譜 ―『佐倉花実物語』の位置づけをめぐって― |
荻原 大地 |
106 一〇六号 平成二九年七月 | |
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『伊曽保物語』版本系等の再検討 ―B系等古活字本の本文比較を中心に― |
李 澤珍 |
京都鈴門の古道学者・上田百樹 ―<禍悪>の思想家― |
青山 英正 |
家集を出版すること ―賀茂李鷹『雲錦翁家集』を巡って― |
盛田 帝子 |
高井蘭山の家系と著述活動 | 村上 義明 |
「近世文学研究の黎明」 | 井上 泰至 |
「世話・人情話・メロドラマ」報告 | 木越 俊介 |
「朝鮮通信使への新しい視野 ―宝暦使行(江戸時代、第十一回)を中心に―」報告 |
染谷 智幸 |
105 一〇五号 平成二九年一月 | |
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幕府御大工頭鈴木長頼の文事 | 真島 望 |
西村遠里随筆考 ―蕃山学の受容を中心に― |
吉田 宰 |
都賀庭鐘読本における『水滸伝』の受容 | 劉 菲菲 |
104 一〇四号 平成二八年七月 | |
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本国寺版をめぐる諸問題 ―『録内御書』を視点として― |
堀部 正円 |
津田休甫考 ―俳書『播磨杉原』をめぐって― |
母利 司朗 |
本阿弥一族と灰屋紹益 ―吉野太夫の逸話における「父」と「一門」をめぐって― |
工藤 隆彰 |
二十一史通読に見る林鵞峰の学問姿勢 ―『国史館日録』・『南塾乗』との関わりから |
田中 尚子 |
決断をめぐる物語 ―『武家義理物語』の再評価へ― |
井上 泰至 |
天理図書館蔵『源氏物語打聞』の再検討 ―北村季吟とその後裔の古典学をめぐって― |
宮川 真弥 |
物くさ太郎の一代記 ―『物種真考記』にみる手法としての「実録」― |
網野 可苗 |
京伝作品における異国意匠の取材源 ―京伝の交遊に注目して― |
有澤 知世 |
[講演録]近世中期高松藩の政治と文化 ―平賀源内を生んだ歴史状況― |
木原 溥幸 |
103 一〇三号 平成二八年一月 | |
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『太平記演義』成立の背景 ―冠山の不遇意識を視座に― |
丸井 貴史 |
『垣根草』新論 | 劉 菲菲 |
『紅葉塚』から『絵本高尾外伝』へ ―文政期春水中本に関する一考察― |
長田 和也 |
藤森弘庵『春雨楼誌鈔』と幕末の出版検閲 | 佐藤 温 |
102 一〇二号 平成二七年七月 | |
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六位の書肆吉田四郎右衛門 ―出版活動の実態と古学の伝播に果たした役割― |
加藤 弓枝 |
馬琴の考証と読本 ―『朝夷巡嶋記全傳』論― |
三宅 宏幸 |
『偐柴田舎源氏』と『柳亭雑集』 | 金 美眞 |
101 一〇一号 平成二七年一月 | |
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浅井了意『密厳上人行状記』について ―典拠・執筆姿勢・影響― |
木村 迪子 |
日野資枝の画賛 | 田代 一葉 |
笠亭仙果『七組入子枕』について ―季漁作品の影響の一端― |
蕭 涵珍 |
「近世文藝」百号記念行事の報告 | 木越 治 |
パネルディスカッション1「翻刻の未来」概要 | 川平 敏文 |
パネルディスカッション「翻刻の未来」傍聴記 | 光延 真哉 |
パネルディスカッション2「社会とつながる近世文学」報告 | 小林 ふみ子 |
パネルディスカッション「社会とつながる近世文学」傍聴記―次の百号を迎えるために― | 一戸 渉 |
ロバート・キャンベル氏講演―「美人図から生み出される江戸詩文と物語の世界」傍聴記― | 井上 泰至 |
江戸文学と話芸―解説と口演鑑賞記― | 佐藤 至子 |
100 一〇〇号 平成二六年七月 | |
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上方版『私可多咄』考 | 河村 瑛子 |
北条氏長『兵法問答』の合戦語り | 森 暁子 |
『藻屑物語』『雨夜物語』の諸本―『男色義理物語』の利用箇所をめぐって― | 大友 雄輔 |
『万の文反古』券一の四「来る十九日の栄耀献立」再考―献立のどこが「栄耀」なのか― | 石塚 修 |
『英草紙』第六篇「三人の妓女趣を異にして各名を成す話」典拠考 | 劉 菲菲 |
『すずみぐさ』の諸本 | 奥野 美友紀 |
二代目岳亭の戯号・交遊関係攷 | 康 志賢 |
99 九九号 平成二六年一月 | |
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山雲子の著作について | 陳 羿秀 |
『新可笑記』の描く「油断」―巻五の二「見れば正銘にあらず」考― | 仲 沙織 |
『怪談御伽桜』とその周辺 | 宮本 祐規子 |
山本北山の技芸論―擬古詩文批判の射程― | 山本 嘉孝 |
『雨月物語』の当代性―夢占と鎮宅霊符― | 近衞 典子 |
上田秋成と蘆庵社中―雅交を論じて『金砂』に及ぶ― | 高松 亮太 |
荒木田麗女と本居宣長―『野中の清水』論争をめぐって― | 雲岡 梓 |
98 九八号 平成二五年七月 | |
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『鎌倉管領九代記』の歴史叙述の方法 | 湯浅 佳子 |
岩田彦助の人と思想 ―熊沢蕃山・佚斎樗山との関係― |
川平 敏文 |
津久井尚重『南朝編年記略』における『大日本史』受容 | 勢田 道生 |
二条家俳諧と玉屑 | 富田 志津子 |
97 九七号 平成二五年一月 | |
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『万の文反古』巻一の四における書簡と話(ハナシ) ―「無用に候」の意味するもの― |
南 陽子 |
「三言」ならびに『今古奇観』の諸本と『英草紙』 | 丸井 貴史 |
『春雨物語』論のために ―テキストの性格と改稿の問題をめぐって― |
木越 治 |
『近世説美少年録』『新局玉石童子訓』と『肉蒲団』 | 三宅 宏幸 |
96 九六号 平成二四年七月 | |
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雨森芳洲の漢詩観−『橘窓茶話』を中心に− | 康 盛国 |
実朝・宗武をめぐる秋成の活動と上方和学 | 高松 亮太 |
『月氷奇縁』の画工 | 北川 博子 |
「日本近世文学と朝鮮」概要 | 染谷 智幸 |
シンポジウム「日本近世文学と朝鮮」傍聴記−「近世文学研究共和国」への最初の一歩− | 長島 弘明 |
シンポジウム「日本近世文学と朝鮮」傍聴記−海外の近世文学研究者からの提言− | 金 時徳 |
심포지움「일본근세문학과 조선」개요(한국어요약) | 染谷 智幸 |
95 九五号 平成二四年一月 | |
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「助六所縁江戸桜」考−上演史からみた「ゆかり」の意味− | 齊藤 千恵 |
『本朝水滸伝』改題考 | 紅林 健志 |
『道中膝栗毛』の進行記述形式の成立について | 浜田 啓介 |
三遊亭円朝「英国孝子之伝」の歌舞伎化 | 日置 貴之 |
94 九四号 平成二三年七月 | |
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『好色一代男』と『京童』−その挿絵利用の再検討− | 藤原 英城 |
『万の文反古』B系列の矛盾と笑い−「書簡体小説」の趣向と効果について− | 南 陽子 |
『続落久保物語』と『よしはら物語』−作者と成立について− | 天野 聡一 |
『古今集誹諧歌解』の出版と懐徳堂 | 篗田 将樹 |
『椿説弓張月』と聖徳太子伝承−琉球争乱を中心に− | 三宅 宏幸 |
近世後期における公家鑑の出版 | 万波 寿子 |
93 九三号 平成二三年一月 | |
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富川房信における浮世草子利用 | 矢田 真依子 |
橋本経亮の蒐集活動 −『香果遺珍』研究序説 | 一戸 渉 |
傀儡子から魁蕾子へ −馬琴異称にみる執筆意識の変化− | 菱岡 憲司 |
『猿蟹合戦』の異伝と流布 −『猿ケ嶋敵討』考− | 沢井 耐三 |
92 九二号 平成二二年七月 | |
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国文学研究資料館蔵『万葉集』 秋成説書入考 −林鮒主の講義聴聞をめぐって− |
高松 亮太 |
瓢亭百成とその文芸 −近世後期噺本作者の足跡と交流− | 藤井 史果 |
廣瀬淡窓の陸游詩受容 −「論詩詩」を中心に− | 黒川 桃子 |
91 九一号 平成二二年一月 | |
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『慶長見聞集』と『童観抄』 | 渡辺 守邦 |
浅井了意の『三綱行実図』翻訳 −和刻本・和訳本の底本と了意− | 金 永昊 |
松平忠房の孝子伝 −漢文孝子伝の役割と展開− | 勝又 基 |
樵夫横尾時陰 −『英草紙』第三篇再考− | 木越 秀子 |
安永十年与謝蕪村作「武陵桃源図」を読む | 山形 彩美 |
読本『浪華侠夫伝』と歌舞伎 「けいせい筥伝授」 | 北川 博子 |
90 九○号 平成二一年七月 | |
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芭蕉連句の季語と季感試論 | 野村 亜住 |
馬琴と小津桂窓の交流 | 菱岡 憲司 |
近世後期類題和歌集編纂の一齣 | 亀井 森 |
89 八九号 平成二一年一月 | |
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宇治加賀掾の浄瑠璃芸論『竹子集』序文と『塵芥抄』系謡伝書 ―進藤以三著『筆の次』との関わりを中心に― | 田草川 みずき |
歌舞伎と紀海音『三井寺開帳』 | 河合 真澄 |
実録『厭蝕太平楽記』『本朝盛衰記』と『通俗三国志』 ―真田幸村と諸葛孔明― | 高橋 圭一 |
花月草紙の成立 ―『郁離子』の受容など― | 川平 敏文 |
『水滸伝』の作者と馬琴 ―「今古独歩の作者」羅貫中の発見― | 神田 正行 |
88 八八号 平成二〇年七月 | |
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『肥後道記』の典拠と主題 | 尾崎 千佳 |
近世文学と『懲録』 ―朝鮮軍記物(壬辰倭乱作品群)とその周辺― | 金 時徳 |
「鬼神のお松」の起源と変容 ―歌舞伎における脚色を中心に― | 神林 尚子 |
[講演録]佐賀藩と漢籍 | 高山 節也 |
[講演録]九州の地方出版 | 中野 三敏 |
87 八七号 平成二〇年一月 | |
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土佐少掾と元禄歌舞伎 ―『薄雪』を中心に― | 鈴木 博子 |
賀茂真淵の題詠観 | 高野 奈未 |
鱗形屋板絵外題考 | 松原 哲子 |
礪波今道と上方の和学者たち | 一戸 渉 |
大田南畝・山手馬鹿人同一人説の再検討 ―『蝶夫婦』と南畝の洒落本を中心に― | 藤井 史果 |
『黄葉夕陽村舎詩』前編巻一の編纂事情 ―「忌諱に触れる」作品をめぐって― | 小財 陽平 |
86 八六号 平成一九年七月 | |
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甫庵『信長記』初刊年再考 | 柳沢 昌紀 |
ことふりにたれど ―奥の細道校訂私案― | 井口 洋 |
和刻本『忠義水滸伝』と『通俗忠義水滸伝』 ―その依拠テキストをめぐって― | 中村 綾 |
実録と絵本読本 ―速水春暁斎画作「実録種」絵本読本をめぐって― | 菊池 庸介 |
富商大橋淡雅の文事と時局 | 佐藤 温 |
85 八五号 平成一九年一月 | |
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『賀古教信七墓廻』の上演年代 | 井上 勝志 |
リチャード・レインコレクション蔵 西沢一風作『風流足分船』について ―初期上方艶本に関する考察― | 石上 阿希 |
都の錦作片仮名本『内侍所』論 | 山本 卓 |
馬琴の吉凶観 ―『後の為乃記』を中心に― | 黄 智暉 |
合巻における『江戸生艶気樺焼』の享受 ―登場人物の利用をめぐって― | 佐藤 至子 |
84 八四号 平成一八年七月 | |
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嵯峨本『伊勢物語』の活字と組版 | 鈴木 広光 |
板木のありか | 永井 一彰 |
「吉備津の釜」試論 ―俳諧的連想に着目して― | 金 京姫 |
「古梅園の造墨と文化交流」 | 松尾 良樹 |
83 八三号 平成一八年一月 | |
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其角『新山家』の方法 | 辻村 尚子 |
書物と地本の間 ―文化期後半の中本型読本をめぐって― | 木越 俊介 |
勝俵蔵の初期作『けいせい井堤〓』をめぐって (*〓は「草冠+さんずい+前」) | 光延 真哉 |
河竹黙阿弥作「敵討噂古市」の典拠考 | 埋忠 美沙 |
82 八二号 平成一七年七月 | |
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後期読本作者小枝繁の位置 | 田中 則雄 |
『新編金瓶梅』と『隔簾花影』 | 神田 正行 |
『十能都鳥狂詩』をめぐる諸問題について | 藤川 雅恵 |
『椿説弓張月』の方法 | 久岡 明穂 |
81 八一号 平成一七年一月 | |
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団水の初期作 ―『諸宗鉄槌論』『好色破邪顕正』の創作方法をめぐって― | 水谷 隆之 |
元禄の添削 | 神作 研一 |
広足と宣長 ―『後の歌がたり』に見られる宣長批判の内実― | 吉良 史明 |
80 八〇号 平成一六年七月 | |
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徒然草講釈考 ―元禄期の指南書から― | 川平 敏文 |
泰里の上洛 ―点茶そして煎茶へ― | 藤田 真一 |
寛政期の大田南畝と狂歌 | 小林 ふみ子 |
『狂歌波津加蛭子』考 ―石川雅望の狂歌活動再開を巡って― | 牧野 悟資 |
景物本考 | 浅埜 晴子 |
79 七九号 平成一六年一月 | |
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江戸書肆万屋清兵衛の初期活動 | 速水 香織 |
『椿説弓張月』の構想と謡曲「海人」 | 大高 洋司 |
明清小説と善書 | 小川 陽一 |
78 七八号 平成一五年七月 | |
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『通俗五代軍談』の典拠と構成法 ―「通鑑に載傳へたる所を抜萃和釋す」考― | 熊 慧蘇 |
支考俳論における「人和」と「時宜」 ―「虚実」の構造を巡って― | 岩倉 さやか |
秋里籬島の俳諧活動 | 藤川 玲満 |
77 七七号 平成一五年一月 | |
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幕末合巻における「江戸」 | 佐藤 至子 |
江戸板一枚摺役者評判記 ―江戸における「役者評判記」の認識を含めて― | 倉橋 正恵 |
日本近世文学会50周年記念事業の報告 | 鈴木 淳 |
日本近世文学会50周年記念国際シンポジウム「江戸文芸研究の可能性」概要 | 倉員 正江 |
国際シンポジウム傍聴記 ―江戸文芸研究がおかれている危機と可能性― | 黒石 陽子 |
国際シンポジウム傍聴記 ―歴史・倫理・社会という圏外との接近― | 柳沢 昌紀 |
76 七六号 平成一四年七月 | |
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浅井了意自筆資料をめぐって | 石川 透 |
『淋敷座之慰』の「竹斎」 | 中島 次郎 |
「例の狂言」考 ―『西鶴名残の友』の事実と咄― | 長谷 あゆす |
獄前の都の錦 ―書肆川勝五郎右衛門をめぐって― | 藤原 英城 |
日本近世文学会大会研究発表一覧・索引 | 編集委員会 |
75 七五号 平成一四年一月 | |
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本学会の五十周年を迎えて | 吉江 久彌 |
遠い思い出を | 松崎 仁 |
五十周年に当り学会を去るに際して | 信多 純一 |
真剣勝負の場 | 浅野 三平 |
滝川昌楽素描 ―近世前期京都の一儒者像― | 勝又 基 |
元禄前後の伊勢歌壇 | 神作 研一 |
林述斎と風月社 | 石原 隆好 |
江戸派伝播の一形態 ―小倉藩国学者と江戸派― | 亀井 森 |
気吹舎の著述出版 ―新出『気吹舎日記』を中心に― | 吉田 麻子 |
幕末江戸の宮地芝居について ―湯島天神社内の芝居を中心に― | 佐藤 かつら |
銅版草双紙考 | 磯部 敦 |
近世小説本の形態的完成について | 濱田 啓介 |
一つのピリオド―暉峻先生を偲ぶ | 長谷川 強 |
追悼暉峻康隆先生 | 青山 忠一 |
暉峻先生のやさしさ | 浅野 晃 |
暉峻康隆先生を悼む | 山下 一海 |
74 七四号 平成一三年七月 | |
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『続水鳥記』の作者 | 黒木 千穂子 |
実録『播磨国書写敵討』の成立 ―地方実録の創作方法の一事例― | 土居 文人 |
「曲亭」号・「山梁貫淵」号について ―謬説クルワノウマゴト・クルワでマコト― | 播本 眞一 |
土佐句テニハの形成 | 堀切 実 |
73 七三号 平成一三年一月 | |
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浄瑠璃歌舞伎化狂言をあらわす術語 ―義太夫浄瑠璃を中心に― | 大西 敦子 |
江戸小咄本の板元と編者をめぐって ―奥村喜兵衛と青木宇千― | 鈴木 久美 |
落栗庵元木網の天明狂歌 | 小林 ふみ子 |
寛政前期の抱一 | 井田 太郎 |
『近世説美少年録』に就いての比較文学的考察 | 崔 香蘭 |
72 七二号 平成一二年七月 | |
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仮名序異文「ひとつ心」の国学的受容について | 内村 和至 |
源内門人としての朋誠堂喜三二 ―『高漫斉行脚日記』の世界― | 石上 敏 |
『椿説弓張月』の七五調 | 野口 隆 |
黙老旧蔵本『塩尻』と馬琴 | 神田 正行 |
口合本と地口本―その変遷 | 中島 穂高 |
71 七一号 平成一二年一月 | |
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二つの時宜 ―支考と御杖の表現理論― | 中森 康之 |
多田南嶺の浮世草子 ―当代俳壇との関係を軸に― | 神谷 勝広 |
菊屋安兵衛の出版動向 | 山本 卓 |
『南総里見八犬伝』と聖徳太子伝 | 湯浅 佳子 |
山東京山伝記考 ―大名家とのつながりを中心に― | 津田 眞弓 |
70 七〇号 平成一一年七月 | |
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『比売鑑』の写本と刊本 | 勝又 基 |
兵学者伊南芳通と『続太平記貍首編』 ―通俗軍書に見る当代政治批判― | 倉員 正江 |
芭蕉「幻住庵記」と中峰 | 西田 耕三 |
戸田旭山小伝 ―大坂の椿園・庭鐘・源内― | 福田 安典 |
「諸道聴耳世間猿」の意味 | 山本 秀樹 |
田宮坊太郎物実録考 ―実録の生長に関する一試論― | 菊池 庸介 |
二条家俳諧 ―宗匠の系譜― | 富田 志津子 |
人情本の型 | 鈴木 圭一 |
69 六九号 平成一一年一月 | |
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道春点『老子口義』と徳倉昌堅 | 大野 出 |
江戸歌舞伎の興行と狂言 ―寛保三年『春曙〓曽我』の場合― | 佐藤 知乃 |
『藤簍冊子』の成立と編集 | 鈴木 よね子 |
"代作屋大作"花笠文京の執筆活動について | 木越 俊介 |
西南戦争と草双紙 ―『鳥追阿松海上新話』の出現をめぐって― | 佐々木 亨 |
68 六八号 平成一〇年七月 | |
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雪いまだ白し・やさしかりければ ―奥の細道校訂私案― | 井口 洋 |
「水竹深処」考 ―人見竹洞の別墅と江戸詩壇― | 大庭 卓也 |
八文字屋本時代物と怪異小説 ―『都鳥妻恋笛』の場合― | 木越 治 |
富岡本「血かたびら」の〈語り〉について | 飯倉 洋一 |
草双紙における流行語の位置 | 松原 哲子 |
読み物としての合巻 ―三馬合巻の文体― | 佐藤 至子 |
67 六七号 平成一〇年六月 | |
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『伽婢子』と叢書 ―『五朝小説』を中心に― | 黄 昭淵 |
『鳥虫あはせ』をめぐって | 岡本 聡 |
近松と『愈愚随筆』 ―和製類書の介在― | 神谷 勝広 |
江戸芝居番付の「語り」 | 加藤 圭 |
桃青署名考補説 | 田中 善信 |
66 六六号 平成九年七月 | |
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〈草双紙〉と俳諧 | 母利 司朗 |
田中善信説「桃青署名考」の錯誤を正す | 今 栄蔵 |
水戸藩儒酒泉竹軒と韻書『洪武聚分韻』の編纂 ―書肆茨木多左衛門との関係に及ぶ― | 倉員 正江 |
「天草軍記物」実録の成立 ―仮名草子『嶋原記』から「田丸具房物」へ― | 菊池 庸介 |
明治の草双紙 ―京阪活版小説を中心に― | 佐々木 亨 |
65 六五号 平成九年一月 | |
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『太閤記』朝鮮陣関連記事の虚構 ―日付改変の様相をめぐって― | 柳沢 昌紀 |
兼好伝と芭蕉 | 川平 敏文 |
元禄江戸歌舞伎に見られる配役と仕組の変更 ―「当世小国歌舞妓」をめぐって― | 松澤 正樹 |
玉華子と静観房―談義本作者たちの交流― | 近藤 瑞木 |
唐橋君山の文事 | 高橋 昌彦 |
64 六四号 平成八年六月 | |
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『絵入/往生要集』諸版考 ―元禄二年版と西鶴『新小夜嵐』をめぐって― | 中嶋 隆 |
月尋堂と梨園の人々 ―田中屋治右衛門・金子吉左衛門を中心に― | 藤原 英城 |
西沢一風と出版書肆 ―初期作品の出版をめぐる交渉― | 井上 和人 |
西沢板豊竹上野少掾正本の研究 | 山之内 英明 |
板本『枇杷園句集』の成立 ―自筆稿本『甲寅秋 枇杷園句集』との関連をめぐって― | 寺島 徹 |
63 六三号 平成八年一月 | |
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桃青署名考 | 田中 善信 |
『日本永代蔵』における「大福」と諸章の変容 ―成立の問題をめぐって― | 広嶋 進 |
一枝軒野村尚房の伝と文事 | 神作 研一 |
山村蘇門の出版工房 ―木曽福島関所の遺蔵板木― | 高橋 明彦 |
新出絵入狂言本『女土佐日記』 | 北川 博子 |
62 六二号 平成七年六月 | |
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馬場信意の通俗軍書 ―もう一つの『曽我物語』をめぐって― | 村田 明彦 |
『当世敵討武道穐寝覚』成立考 | 川元 ひとみ |
歌舞伎の浄瑠璃摂取 ―享保期上方歌舞伎の場合― | 東 晴美 |
享和期京都歌壇の一側面 ―大愚歌合一件を通して― | 盛田 帝子 |
61 六一号 平成七年一月 | |
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古文辞流行前における林家の故事題詠について | 宮崎 修多 |
桃青万句考 | 田中 善信 |
角太夫節正本の刊行と京都草子屋の動向 | 時松 孝文 |
からくり演出と絵画資料 | 山田 和人 |
秋成と梅花 | 井上 泰至 |
60 六〇号 平成六年七月 | |
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陽明文庫所蔵近衛信尋自筆詠草類について | 大谷 俊太 |
〓園漢詩における「陽春白雪」詠の展開 | 池澤 一郎 |
式亭三馬の洒落本『船頭深話』について ―享和二年刊行説― | 棚橋 正博 |
59 五九号 平成六年一月 | |
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井原西鶴出典小考 | 神谷 勝広 |
『琴後集』撰集攷 | 田中 康二 |
馬琴の潤筆料と板元―合巻と読本― | 佐藤 悟 |
黙阿弥と合巻 | 吉田 弥生 |
58 五八号 平成五年七月 | |
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宗因とその後の西山家 | 島津 忠夫 |
宇治座の浄瑠璃と江戸歌舞伎との交流 ―初代中村七三郎との関連を中心に― | 正木 ゆみ |
月尋堂と八文字屋 ―その匿名作家としての可能性― | 藤原 英城 |
平井紀宗 | 水田 紀久 |
57 五七号 平成五年一月 | |
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近世初期の教訓意識と宋学 | 田中 則雄 |
正徳期の浮世草子と時事雑説 ―「柳沢騒動物」の展開を中心に― | 倉員 正江 |
初代梅月堂香川宣阿のこと ―前半生を論じて時宗との関わりに及ぶ― | 神作 研一 |
「おこよ源三郎」説話について | 今岡 謙太郎 |
56 五六号 平成四年七月 | |
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『歌枕名寄』の板下筆者 | 上野 洋三 |
源氏明石物語について | 渡辺 守邦 |
『老媼茶話』の諸本 | 高橋 明彦 |
川崎池上家『京進書札留』抜書 ―冷泉門人池上幸豊の四十年― | 久保田 啓一 |
草双紙の造本形態と価格 ―半紙本型草双紙の意義― | 佐藤 悟 |
55 五五号 平成四年二月 | |
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『堪忍記』の性格 | 和田 恭幸 |
都の錦の学識と手法 | 神谷 勝広 |
徳川大名柳沢吉里と『源氏物語』 ―「詠源氏巻々倭歌」を中心に― | 宮川 葉子 |
房信浦島物の一考察 ―『虚言八百根元記』『十六嶋千代之碑』の典拠をめぐって― | 舩戸 美智子 |
54 五四号 平成三年十一月 | |
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長岡居住時代の季吟 | 榎坂 浩尚 |
無の見 ―上田秋成の仏教観― | 吉江 久弥 |
小西伯煕 | 水田 紀久 |
53 五三号 平成三年三月 | |
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曽我五郎再生譚の近世的展開 ―信玄奇誕説話と近世文芸― | 堤 邦彦 |
『雨月物語』と当代 | 井上 泰至 |
『草双紙年代記』をめぐって | 広部 俊也 |
半紙本型草双紙の成立 ―貸本屋との関係を中心にして― | 村田 裕司 |
「日本の僧定心の事」に見る馬琴の「日本」意識 | 服部 仁 |
52 五二号 平成二年七月 | |
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『日本永代蔵』の表現構造 ―「初午は乗て来る仕合」の場合― | 矢野 公和 |
『世間娘容気』の演劇的要素 | 佐伯 孝弘 |
初期洒落本の手法 ―醫家書生の戯作について― | 福田 安典 |
江戸歌舞伎絵本番付考 ―安永期における展開― | 神楽岡 幼子 |
築地善好考 | 園田 豊 |
黄表紙『明矣七変目景清』攷 ―「景清が目姿」をめぐって― | 岩田 秀行 |
51 五一号 平成二年一月 | |
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平秩東作と周辺 | 井上 隆明 |
雨月物語の場の複合性―八幡神的丈夫像― | 高橋 庄次 |
茶山風の形成 ―混沌社社友と菅茶山― | 福島 理子 |
藤娘の成立 | 古井戸 秀夫 |
幕末期江戸劇壇の一様相 ―演劇博物館蔵番付朱筆書き入れによって― | 菊池 明 |
〈資料紹介〉了意序医学書『近効方』紹介 | 花田 富二夫 |
50 五〇号 平成元年六月 | |
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『無名野草』をめぐって ―近世和歌に関する一考察― | 島津 忠夫 |
浮世草子の挿絵―様式の変遷と問題点― | 神谷 勝広 |
『雨月物語』の神仏習合空間 ―連作複合詩篇の構想― | 高橋 庄次 |
天保改革後の名古屋歌舞伎 | 池山 晃 |
〈翻刻・紹介〉虎屋永閑正本『山科之右大臣色好』 | 千葉 胤男 |
日本近世文学会大会研究発表一覧・索引 | 編集委員会 |
『近世文藝』総目次・索引 | 編集委員会 |
49 四九号 昭和六三年一一月 | |
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近世における『曾我物語』の軍談について | 浜田 啓介 |
初世中村七三郎の去就をめぐって ―中村・山村両座における地位― | 飯島 満 |
黒本・青本と瀬川菊之丞 ―『菊重女清玄』の歌舞伎摂取の方法― | 高橋 則子 |
板木師井上清風の刻業 | 鈴木 淳 |
広瀬淡窓・旭荘の漢詩指導例 ―松永顕徳甫著『草稿』について― | 市場 直次郎 |
48 四十八号 昭和六三年七月 | |
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蕉風付合秘伝「自他の説」 | 濱 森太郎 |
浅尾十次郎と江戸劇壇 | 井上 伸子 |
実録体小説の生成 ―天一坊一件を題材として― | 小二田 誠二 |
47 四七号 昭和六二年一一月 | |
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伊賀越敵討物『殺報転輪記』の転成 | 上野 典子 |
『群書一覧』成立攷 | 管 宗次 |
『采風集』刊前刊後 | 水田 紀久 |
天保期前後の書画会 | ロバート キャンベル |
旧友 野間光辰を送る | 暉峻 康隆 |
野間さんと近世文学会 | 大谷 篤蔵 |
愴愴として書す | 浜田 啓介 |
大先達野間光辰先生 | 長谷川 強 |
46 四六号 昭和六二年六月 | |
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馬琴への対抗と黙阿弥への影響 ―続々式亭三馬と白話小説・『坂東太郎』『杜騙新書』と『弁天小僧』― | 井上 啓治 |
太田巴静と支考および露川 | 野田 千平 |
『諸芸評判 金の?』考 | 赤間 亮 |
野村増右衛門事件の転化 | 倉員 正江 |
末期中本型読本書目年表稿 ―弘化期以降― | 高木 元 |
45 四五号 昭和六一年一一月 | |
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井沢蟠龍の著述とその周辺 | 白石 良夫 |
和学御用下田師古と壷井義知・荷田春満との交渉 | 古相 正美 |
春町作黄表紙の虚像と実像 ―『悦贔屓蝦夷押領』をめぐって― | 宇田 敏彦 |
「劇神仙」考―寿阿弥を中心に― | 鹿倉 秀典 |
末期の中本型読本 ―所謂「切附本」について― | 高木 元 |
44 四四号 昭和六一年六月 | |
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鯛屋一族の文芸活動の諸問題 | 塩村 耕 |
江戸冷泉門と成島信遍 | 久保田 啓一 |
『所歴日記』の伝承記事 | 板坂 輝子 |
寛政期の鬼武 | 鈴木 俊幸 |
中本型読本書目年表稿 ―天保期まで― | 高木 元 |
玉晴堂芝誘伝補正並びに『双刀英勇談』について | 山本 卓 |
43 四三号 昭和六〇年一一月 | |
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『因果物語』蛇道心説話をめぐって ―唱導と文芸の間― | 堤 邦彦 |
『日本永代蔵』冒頭文の口訳私注 ―『永代蔵』の主題にふれて― | 吉江 久彌 |
西沢正本屋京店の所在に就いて ―岩崎文庫蔵『けいこ本新板かはり哥さいもん』をめぐって | 白井 雅彦 |
鳥居清倍・清満と『一夜船』 ―浮世草子の受容について― | 山下 琢巳 |
会話体洒落本に関する一考察 | 小林 勇 |
花山亭笑馬の生涯 | 石川 了 |
井上市郎太夫正本『弘法大師出世之巻』について | 山田 和人 |
42 四二号 昭和六〇年五月 | |
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鳥居清経画草双紙と『西鶴織留』 ―草双紙における西鶴受容― | 有働 裕 |
元木網智恵内子夫妻の手紙 | 田中 仁 |
王晴堂芝誘とその戯作グループ | 山本 卓 |
『里見八犬伝』と『里見軍記』 | 浜田 啓介 |
月空居士露川 ―行脚にいたるまで― | 服部 直子 |
洛東遺芳館本『源平軍論』について | 山田 和人 |
紹介資料『小野小町/玉造お町萬葉女阿漕』について | 千葉 胤男 |
41 四一号 昭和五九年一一月 | |
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江戸時代前期の堂上歌界における「家集」について | 島原 泰雄 |
「わりなし」考 ―『奥の細道』の「わりなし」について― | 金田 房子 |
式亭三馬と白話小説 ―『阿古義物語』をめぐって― | 井上 啓治 |
『花江都歌舞妓年代記』の成立 | 広瀬 千紗子 |
釈義端雑考 | 水田 紀久 |
40 四〇号 昭和五九年五月 | |
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『好色一代女』の挿絵的考察 | 徳田 武 |
『武徳鎌倉旧記』『鎌倉繁栄広記』をめぐって | 倉員 正江 |
『玉あられ論』作者考 | 鈴木 淳 |
関西大学本『伴氏系図』と伴蒿蹊 | 清水 勝 |
『関取千両幟』成立の背景 ―半二の歌舞伎摂取の方法― | 黒石 陽子 |
並木宗輔の世話浄瑠璃 ―『和泉国浮名溜池』と『茜染野中の隠井』― | 内山 美樹子 |
39 三九号 昭和五八年一〇月 | |
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小冊子の板行に関する場所的考察 ―洒落本の場合― | 浜田 啓介 |
末吉家蔵秋成関係資料 | 長島 弘明 |
中期江戸戯場に関する一考察 ―三世沢村宗十郎の存在を媒介に― | 鹿倉 秀典 |
馬琴読本の一展開 ―『四天王剿盗異録』とその前後― | 大高 洋司 |
『南総里見八犬伝』における八房″の出自について | 横山 邦治 |
蔦屋重三郎出板書目年表稿・補正 | 鈴木 俊幸 |
38 三八号 昭和五八年五月 | |
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御所伝受の背景について ―古今伝受後の智仁親王― | 小高 道子 |
『武城絃歌集』の作者達 | 坂内 泰子 |
『好色五人女』序説 | 矢野 公和 |
眺望・鬼哭・傷心 ―平泉と須磨― | 上野 洋三 |
『心中二枚絵草紙』論 | 井口 洋 |
柳亭種彦草双紙書目稿 | 佐藤 悟 |
守随さんさようなら | 暉峻 康隆 |
お徐かにござれ守随さん | 野間 光辰 |
守随先生裏話 | 鶴見 誠 |
守随先生追慕 | 井浦 芳信 |
37 三七号 昭和五七年一〇月 | |
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御伽草子『はちかづき』の草双紙への展開 ―西村屋與八板を中心に― | 松原 秀江 |
黒本・青本『酒呑童子』について ―黒本・青本体裁のいわゆる狂言絵尽本の問題― | 高橋 則子 |
賀茂真淵の古今集注釈 ―内閣文庫本『続万葉論』の位置― | 原 雅子 |
馬琴と『広益俗説弁』 | 播本 真一 |
黄表紙集『絵本東土産』について | 棚橋 正博 |
36 三六号 昭和五七年五月 | |
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ぼけ ―大阪俄の味― | 中村 幸彦 |
御所伝受の成立について ―智仁親王から後水尾天皇への古今伝受― | 小高 道子 |
西鶴転居説をめぐつて | 吉江 久彌 |
黄表紙の無間ノ鐘 | 井上 隆明 |
化政期の地方狂歌界 ―真顔と信濃の結びつきを中心にして― | 浅岡 修一 |
蔦屋重三郎出板書目年表稿(下) | 鈴木 俊幸 |
35 三五号 昭和五六年一二月 | |
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近世文学会とともに | 水野 稔 |
学会私的体験記 | 浜田 啓介 |
三十年の歩み | 本田 康雄 |
ぐちっぽい思い出 | 神保 五弥 |
『おくのほそ道』旅立の句文私考 | 市場 直次郎 |
初代萩野八重桐とその時代の女方 ―付・上演年譜― | 井上 伸子 |
『日本第一和布苅神事』をめぐって | 桜井 貴美子 |
和訳太郎と当代劇壇 ―『世間妾気質』を中心として― | 堤 邦彦 |
目ひとつの神象の彫琢と秋成の神秘主義 | 鈴木 淳 |
蔦屋重三郎出板書目年表稿(上) | 鈴木 俊幸 |
34 三四号 昭和五六年五月 | |
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古活字版のキズ | 渡辺 守邦 |
『新語園』と類書 ―了意読了漢籍への示唆― | 花田 富二夫 |
「白峯」の造型(本誌三二号)補注・訂正 | 若木 太一 |
梅津主馬宛季吟の書簡二通 | 榎坂 浩尚 |
抗争期の其磧 | 篠原 進 |
『青砥稿花紅彩画』試論 ―その原拠をめぐつて― | 梅崎 史子 |
33 三三号 昭和五五年一〇月 | |
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「ふる池」の真実 ―発句を配列することの意味について― | 新家 潤子 |
絵入狂言本の文体について | 鎌倉 恵子 |
『茶瘕酔言』 の成立年次について | 鷲山 樹心 |
越後小泉蒼軒宛馬琴書簡五通 | 高橋 実 |
32 三二号 昭和五五年三月 | |
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『やうきひ物語』の作者について | 菊池 真一 |
椋梨一雪年譜稿 | 井上 敏幸 |
西村市郎右衛門未達について ―その出版活動と歿年の推定― | 中島 隆 |
『古事記伝』の方法 | 板垣 俊一 |
「白峯」の造型 ―典拠からの遡源― | 若木 太一 |
31 三一号 昭和五四年九月 | |
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佐河田昌俊の前半生について | 渡辺 憲司 |
沢田一斎と土佐 | 田中 善信 |
古松軒の林子平批判 | 板坂 耀子 |
本屋と読者 ―下郷千蔵宛風月孫助書簡― | 長友 千代治 |
近世出版の一側面 ―本居家関係文書を中心に― | 岡本 勝 |
『南総里見八犬伝』の諸板本(下) | 板坂 則子 |
30 三〇号 昭和五四年三月 | |
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冷泉為景とその周辺 | 市古 夏生 |
『薄雪物語』の挿絵 | 松原 秀江 |
恨の数読永楽通宝 ―『武家義理物語』試論― | 井口 洋 |
『万の文反古』の成立経緯について ―柱刻の問題を中心に― | 高橋 柳二 |
芭蕉の発句「草の戸も住替る代ぞひなの家」考 ―『おくのほそ道』寸見(2)― | 富山 奏 |
ひいき連中について ―道頓堀一七八九〜一八二九― | 松平 進 |
悼重友毅先生 | 暉峻 康隆 |
29 二九号 昭和五三年六月 | |
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山下京右衛門論 ―「山下かゝりの一りう」について | 後藤 多津子 |
『熊野御前平紋日』考 ―二つ目を中心に― | 河合 真澄 |
山東京伝の黄表紙『鐘は上野哉』考 ―その成立と刊年について― | 棚橋 正博 |
馬琴と権八小紫 | 内田 保広 |
『南総里見八犬伝』の諸板本(上) | 板坂 則子 |
27・28 二七・二八合併号 昭和五二年五月 | |
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『堀川波鼓』論 | 井口 洋 |
茨木屋幸斎一件と海音・近松 ―『山桝太夫葭原雀』と『傾城酒呑童子』の上演をめぐつて― | 大橋 正叔 |
有賀長伯の出版活動 | 上野 洋三 |
『蛙合』管見 | 石川 八朗 |
『薄雪物語』板木考 | 松原 秀江 |
松平定綱文化圏について | 渡辺 憲司 |
『文武二道万石通』雑考 ―頼朝・重忠をめぐって― | 中山 右尚 |
25・26 二五・二六合併号 昭和五一年八月 | |
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『曽根崎心中』の文体比較 ―筑後掾本と加賀掾本― | 山根 為雄 |
名古屋常磐津史序説 ―初代岸沢式治をめぐって― | 安田 文吉 |
浅井了意関係新資料 『やうきひ物語(長恨歌抄)』について | 坂巻 甲太 |
『月氷奇縁』の成立 | 大高 洋司 |
馬琴の(隠微)という理念 | 服部 仁 |
24 二四号 昭和五〇年一〇月 | |
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真草行の説 | 堀切 実 |
『春雨物語』の成立 ―稿本群の検討を通して― | 木越 治 |
西原梭江小伝 | 中山 右尚 |
23 二三号 昭和四九年一月 | |
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俳譜師にとって(自由)とは何か | 乾 裕幸 |
市場通笑伝―後裔からの発言― | 水野 稔 |
シンポジュウム『大経師昔暦』 ―前進座上演『おさん茂兵衛』をめぐって― | 小池 章太郎 他 |
22 二二号 昭和四八年七月 | |
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『薄雪物語』とお伽草子 | 渡辺 守邦 |
「紫女」の素材と方法 | 井上 敏幸 |
『西鶴名残の友』と咄本 | 岡 雅彦 |
『大経師昔暦』 の実説 | 諏訪 春雄 |
資料紹介「太上感応篇説定」 ―浅井了意自筆写本― | 北条 秀雄 |
21 二一号 昭和四八年一月 | |
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特に貞享甲子の改元改暦と元禄三大家の関連表現試論 | 岡部 長章 |
西鶴二題(鉄限の釈迦堂と西鶴) | 高橋 俊夫 |
西鶴二題(土器町の事) ―「忍び扇の長歌」(諸国咄)再考― | 高橋 俊夫 |
歌舞伎番附の数種について | 横山 正 |
藤井竹外とその詩 | 北村 学 |
20 二〇号 昭和四七年四月 | |
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近世文学会二十周年を迎えて | 重友 毅 |
学会略史 | 守随 憲治 |
初心忘るべからず | 野間 光辰 |
二十周年を迎へて | 長谷川 強 |
第一回大会のころ | 水野 稔 |
宗因の方法 ―無心所着体の確立をめぐって | 加藤 定彦 |
『おくのほそ道』構成の一検討 | 明珍 昇 |
資料紹介 京伝洒落本の京山注記 | 水野 稔 |
19 一九号 昭和四六年四月 | |
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なげ節考(中) | 野間 光辰 |
『鷹筑波』の成立をめぐつて | 田中 善信 |
『墨東綺譚』と近世文学 | 高橋 俊夫 |
18 一八号 昭和四五年七月 | |
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なげ節考(上) | 野間 光辰 |
芭蕉の「さび」の理解者 ―遅日庵杜哉の場合― | 復本 一郎 |
『英草紙』論 ―「俗に即して雅を為す」― | 徳田 武 |
『仮名手本忠臣蔵』十一段の意味 | 堀川 光子 |
宮島大芝居劇場考 | 角田 一郎 |
一中節の薄物正本の紹介(第一回) | 千葉 胤男 |
17 一七号 昭和四五年一月 | |
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延宝四年帰郷の芭蕉を迎えた市隠・半残 | 富山 奏 |
西吟と桜墳山人飛鳥翁 | 神堀 貞子 |
『宿無団七時雨傘』の新資料 並『お七伊三郎百年忠実田山恋』 | 岸本 一郎 |
文化初期の宿屋飯盛と『万代狂歌集』 | 粕谷 宏紀 |
中本もの書目年表稿 | 横山 邦治 |
一中節の丸本拾遺 ―其の一 同流の丸本について― | 千葉 胤男 |
16 一六号 昭和四四年六月 | |
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役者評判記 ―元禄・宝永・正徳期の役柄提示について― | 平尾 美都子 |
『雨月物語』の構想 ―浮世草子の影響― | 富士 昭雄 |
『雨月物語』私見 ―「吉備津の釜」の形成をめぐって― | 吉江 久彌 |
続佐藤本『春雨草紙』の検討 ―いわゆる「壬申の乱」その他について― | 浅野 三平 |
富尾似船年譜稿 | 雲英 末雄 |
15 一五号 昭和四三年一一月 | |
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岸本調和の撰集活動 | 檀上 正孝 |
『一目玉鉾』と『東海道名所記』 | 高橋 俊夫 |
『好色五人女』論序説 ―その読者意識の持つ意味を中心に― | 谷脇 理史 |
東京大学近世文学資料展展示書目録 付解説 ―霞亭、洒竹、竹冷、木谷、黒木の各文庫より― |
14 一四号 昭和四三年六月 | |
---|---|
一言 | 守随 憲治 |
『露殿物語』をめぐって | 青山 忠一 |
大淀三千風略伝 | 岡本 勝 |
支考の虚実論の展開 | 堀切 実 |
喜三二伝考異 | 井上 隆明 |
馬琴と牧之の交流 | 高橋 実 |
13 一三号 昭和四二年四月 | |
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曲亭馬琴の文学評論研究序章 | 浜田 啓介 |
『忠臣水滸伝』について | 清水 正男 |
享和二年の馬琴書簡とその周辺 | 岸 得蔵 |
京伝洒落本と『梅暦』・『春告鳥』との関係 | 橋口 利長 |
戯作から戯作評判記の成立まで | 広瀬 朝光 |
京伝と絵画 | 鈴木 重三 |
山東京伝年譜稿 | 水野 稔 |
学会参加日記抄 ―於鹿児島― 横山 邦治 | nil |
学会参加の記 ―昭和四十年秋・於名古屋市山― | 岸 得蔵 |
学会参加の記 ―昭和四十一年春季大会― | 浅野 晃 |
12 一二号 昭和四〇年一〇月 | |
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山手馬鹿人の問題 | 浜田 義一郎 |
評判記に於ける実悪の考察 ―山中平九郎と藤川武左衛門・富沢半三郎― | 平尾 美都子 |
『諸艶大鑑』の一面 ―その人間観の深化について― | 高橋 俊夫 |
西鶴後期作品の一系列に見る諸問題 | 吉江 久爾 |
戯作評判記『江戸土産』をめぐって | 広瀬 朝光 |
黄表紙よりみた馬琴の教訓性 | 国領 不二男 |
役者評判記宝暦以前現在書目補訂 | 諏訪 春雄 |
学会参加の記 | 富士 昭雄 |
11 一一号 昭和三九年一一月 | |
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綾足の笑話本『古今物わすれの記』 | 井上 豊 |
『好色一代男』に於ける年中行事の意味 ―発想の一基盤の問題― | 高橋 俊夫 |
『好色一代男』の時間意識 | 谷脇 理史 |
『藤簍冊子』について ―巻之三「秋山記」を中心として― | 森田 喜郎 |
『秋山記行』実録と戯作について | 高橋 実 |
役者評判記宝暦以前現在書目(未定稿) | 諏訪 春雄 |
10 一〇号 昭和三九年二月 | |
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仮名草子女訓物について | 白倉 一由 |
西鶴語句の典拠私見 | 由井 長太郎 |
『本朝桜陰比事』の原拠に西鶴自身のものがある | 吉江 久彌 |
俳人無腸論ノート ―「月や霰」の句を中心に― | 高田 衛 |
天保合巻の一傾向 | 渡辺 守邦 |
近世出版機構の解体(下) ―明治初期戯作出版の動向― | 前田 愛 |
「説教座」という小芝居について | 室木 弥太郎 |
9 九号 昭和三八年六月 | |
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曲亭書簡補遺―合巻絵草紙一件― | 水野 稔 |
『笠屋三勝二十五年忌』の異本について ―『三勝半七二十五年忌』の本文― | 横山 正 |
『好色一代男』の成立過程 | 谷脇 理史 |
『けいせい色三味線』と『女郎なよせ』について | 小野 晋 |
『癇癖談』 ―その諷諧の構造― | 高田 衛 |
近世出版機構の解体(上) ―明治初期戯作出版の動向― | 前田 愛 |
遊女歌舞伎の一資料 ―『佐渡年代記』について― | 諏訪 春雄 |
8 八号 昭和三七年一一月 | |
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初期浄瑠璃の段内形式句 ―三重との関連について― | 角田 一郎 |
公平浄瑠璃の成立と歌舞伎 | 室木 弥太郎 |
遊女評判記研究 ―西鶴文学の一基盤― | 中野 三敏 |
『西鶴諸国はなし』 ―説話的発想について― | 江本 裕 |
近松と近江国高観音近松寺 ―近松は何故「近松門左衛門」と名告ったか― | 諏訪 春雄 |
大淀三千風と浄瑠璃について | 松田 修 |
浮世物真似めきたるゑせ物語のこと | 本田 康雄 |
黙阿弥の滑稽 | 田井 庄之助 |
資料解説鶴屋南北作『姿花江戸伊達染』補説 | 大久保 忠国 |
7 七号 昭和三七年三月 | |
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傾城諸分秘伝書『しろがらす』について ―太夫もろこし自筆本の紹介― | 野間 光辰 |
伊藤出羽掾と公平浄瑠璃 | 室木 弥太郎 |
世話浄瑠璃の段 | 諏訪 春雄 |
「吉備津の釜」の構想 | 中村 博保 |
振鷺亭と為永春水 | 神保 五弥 |
近世前期文学用語散考 | 前田 金五郎 |
資料翻刻『蕪門二十五ケ条貞享意秘註』(その二) | 堀 信夫 |
6 六号 昭和三六年五月 | |
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林羅山の国文学研究 | 小高 敏郎 |
服部土芳生前自筆の墓碑 ―土芳の晩年について― | 富山 奏 |
『由良物語』作者考 | 前田 利治 |
中本作家鼻山人について | 神保 五弥 |
幕末読本の一傾向 | 浜田 啓介 |
備後系(広島)田植歌のダンゴト | 竹本 宏夫 |
資料翻刻『蕪門廿五ケ条貞享意秘註』(その一) | 堀 信夫 |
『紫蘭文庫』近世演劇関係書目 | 小野 晋 |
5 五号 昭和三五年五月 | |
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「扨もそののち」発生考 | 角田 一郎 |
作品中の文章の近似をめぐって ―西鶴・其磧・京伝― | 笠井 清 |
土佐少掾について | 鳥居 文子 |
古俳諧用語考 | 前田 金五郎 |
化政期における団菊の競演 ―南北作品研究から― | 田井 庄之助 |
上田秋成の人と思想 | 中村 幸彦 |
秋成終焉の地 | 羽倉 敬尚 |
復刻『区柴々副微』 | 藤 打魚 |
4 四号 昭和三二年三月 | |
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江戸に於ける季吟 | 野村 貴次 |
幸若とその系譜 | 室木 弥太郎 |
表現効果より見たる『好色一代男』の敬語表現 | 神堀 貞子 |
其磧・一風・団水 | 長谷川 強 |
其碩世話物考説 ―主としてその生成を中心として― | 石川 潤二郎 |
「白峯」の成立と『雨月物語』の原型 ―『西行はなし歌枕染風呂敷』をめぐって― | 高田 衛 |
初代中村富十郎 ―芸の由来のための系譜考― | 井浦 芳信 |
歌舞伎、戯曲と音楽との関係 ―木、ツケを中心として― | 杉山 丈夫 |
3 三号 昭和三一年五月 | |
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近松の赤穂浪士事件劇化をめぐって ―演劇の論理という事― | 松田 修 |
近世後期に於ける大阪書林の趨向 | 浜田 啓介 |
北条団水年譜 | 宗政 五十緒 |
江戸時代語二三 | 前田 金五郎 |
復刻『夜の錦』(承前) | 板坂 元 |
2 二号 昭和三〇年一〇月 | |
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挿絵から見た西鶴文学の一性格 | 岸 得蔵 |
貞享元禄の江戸俳譜 | 鈴木 勝忠 |
「利休」といふ語について | 小野 晋 |
山々亭有人ノート | 興津 要 |
『心中万年草』 | 高野 正巳 |
未翻刻南北作歌舞伎脚本四種解題 | 大久保 忠国 |
復刻『夜の鈴』(承前) | 板坂 元 |
1 一号 昭和二九年一〇月 | |
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創刊のことば | 守随 憲治 |
私説『風流志道軒伝』に関する弁明 | 暉峻 康隆 |
浄瑠璃の詞章と曲節との関係 | 渥美 かをる |
近世初期芝居歌の一資料 | 井浦 芳信 |
京都に於ける宇治加賀掾 ―宇治座を中心として― | 信多 純一 |
竹田出雲の襲名と作品 | 祐田 善雄 |
気質物の方法とその限界 | 田中 伸 |
復刻『夜の錦』 | 板坂 元 |
C 四号 昭和二九年一○月 | |
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所感 | 重友 毅 |
金沢大会記 | 守随 憲治 |
江戸初期東国語素描 −醒睡笑の国語学的考察(一)− | 金田 弘 |
演劇部会活動状況 | 杉山 丈夫 |
B 三号 昭和二九年四月 | |
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私の提案 | 野間 光辰 |
近松物復活の苦心 | 竹本 綱太夫 |
北九州採楽の旅 | 渥美 かをる |
A 二号 昭和二八年一〇月 | |
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国文学会の動向 | 暉峻 康隆 |
「円朝語彙」抄 ―江戸市井語篇(一)― | 正岡 容 |
西鶴の方法(要旨) ―小説における構成法― | 暉峻 康隆 |
@ 一号 昭和二八年五月 | |
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日本近世文学会の成立について | 久松 潜一 |
日本近世文学会の発足までの記 | 守随 憲治 |
京都だより | 野間 光辰 |
近世初期の花街文学について | 小野 晋 |