日本近世文学会2023年度春季大会

期日
2023年6月3日(土)〜5日(月)
会場
日本女子大学目白キャンパス成瀬記念講堂

大会プログラムPDF

第1日 6月3日(土)/日本女子大学目白キャンパス成瀬記念講堂

研究発表会 午後の部(13:30〜16:00)

1 陶弘景と孫思邈
――『戒殺物語・放生物語』と善書をめぐって――
早稲田大学(院) 伊 丹
2 近世玉藻前説話における『勧化白狐通』の位置
――先行狐譚の継承と発展に着目して――
早稲田大学招聘研究員 馮 超鴻
3 和刻本『笑府』三種の比較をめぐって
――藪医者の笑話を中心に――
中国人民大学外国語学院(院) 粟野 友絵
4 江戸の病気見舞い本にみる疱瘡神と麻疹神
――歌川国芳「鎮西八郎為朝・疱瘡神」図を視野に――
慶應義塾大学 津田 眞弓

第2日 6月4日(日)/日本女子大学目白キャンパス成瀬記念講堂

研究発表会 午前の部(10:00〜12:30)

5 百首歌・題詠・画中歌・絵入本のTEIマークアップの試み
――天和三年刊・菱川師宣画『絵入藤川百首』を例として――
国文学研究資料館特任助教 幾浦 裕之
6 『野ざらし紀行』画巻について 東洋文庫研究員 深沢 眞二
7 素龍関連の『奥の細道』写本をめぐって 中部大学 岡本 聡
8 『猿蓑』発句部の再検討 和洋女子大学 佐藤 勝明

シンポジウム(13:30〜16:00)

「没後二百年 大田南畝を語る」 〈第1部〉 「寛政十一年の幕臣文化圏の一員としての大田南畝
――附・『ひともと草』伝未詳作者考――」
(パネリスト)
久保田 啓一
「旗本文人の領域――寛政二年の大田南畝」
(パネリスト)
宮崎 修多
〈第2部〉 「上方から見た大田南畝」
(パネリスト)
福田 安典
「石川淳の「おとしばなし」と南畝の戯作」
(パネリスト)
宮内 淳子
(ディスカッサント) 小林 ふみ子
(司会) 宮本 祐規子

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