『近世文藝』バックナンバー電子化、公開に伴うお知らせ、およびお願い


日本近世文学会では、学会の研究成果を広く公開し、発信していくための事業として、機関誌『近世文藝』の電子化、公開(以下、電子アーカイブ化)の事業を進めています。これまでに学会誌の投稿規程を変更し、94号掲載論文よりインターネット上に公開する体制が整っています。
電子アーカイブ化は二〇一六年四月より作業を開始し、それ以後は新刊ごとに逐次公開の手続きを進める予定です。
ただし、近世文学研究においては、最新の論文のみならず、過去に蓄積されてきた論文の電子アーカイブ化が肝要です。『近世文藝』は広く日本近世の文学・芸能等を対象とする唯一の学術雑誌として、国内外の研究で活用されています。そのバックナンバーの電子アーカイブ化により、国内外における日本文学の研究環境の整備に大きく貢献するとともに、日本の人文科学系ジャーナルの電子アーカイブ化の環境全体の整備にもつながる可能性があります。
そこで投稿規程改訂前の掲載論文についても、これを電子アーカイブ化することを進めたいと考えます。電子アーカイブ化の作業は、具体的に以下の手順で進めていきます。

一、 著作権者(逝去者においては著作権の継承者)に対して、今回、掲載論文の電子アーカイブ化の事業を始めること、および各著作権者は自己の論文について電子的公開を拒絶する権利を有することを通知します。現会員には学会ホームページ、および会誌上において通知し、会員外の執筆者や、退会された執筆者(またはその著作権継承者)についても、連絡がとれるよう手を尽くして、通知文を郵送します。それでも連絡のとれなかった方々に対しては、学会ホームページ上での公告をもって通知に代えることとします。
二、 二〇一六年三月末日までに拒絶のお申し出があった方々の論文については、最初から電子アーカイブ化の事業対象からはずします。お申し出のなかった方々の論文についてさらに、許諾の取り付け方法が必ずしも万全でないことを鑑みまして、電子アーカイブ化以後におきましても、著作権者および著作権継承者からのお申し出があれば、該当論文について可及的速やかに公開停止の措置をとることとします。
三、 さらに、許諾の取り付け方法が必ずしも万全でないことを鑑みまして、電子アーカイブ化以後におきましても、著作権者および著作権継承者からのお申し出があれば、該当論文について可及的速やかに公開停止の措置をとることとします。
四、 『近世文藝』93号以前の号に掲載された論文内に用いられた写真、図版等については、その部分に限って電子アーカイブ化の対象からはずすこととします。

以上のような形で進めていきますので、会員の皆様にはご理解、ご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。

 さて、この方針に沿って、93号以前の掲載論文の執筆者の方々に、以下お願いいたします。
(93号以前の掲載論文の執筆者の方々へのお願い)
一、ご自身が著作権を持つ論文について、電子アーカイブ化を拒絶する方は、二〇一六年三月末日までに下記住所宛に、論文名および掲載号・頁数を特定の上、郵便、FAXまたは電子メールにてご連絡下さい(書式「『近世文藝』掲載論文電子化公開拒絶届」)。論文一点につき、「拒絶届」一枚の提出をお願いします。共著論文については、その中のお一人から拒絶の意思表示があれば、それで全体の拒絶と見なします。
連絡先 『近世文藝』電子アーカイブ化WG
住所 〒252-0880 神奈川県藤沢市亀井野1866 日本大学生物資源科学部 一般教養 国語・国文学研究室(2) 日本近世文学会事務局
FAX 0466-80-1082
メールアドレス info@kinseibungakukai.com

二、 二〇一六年三月末日までに拒絶のお申し出がない論文については、黙示の許諾があったものと見なして、電子アーカイブ化の事業に着手させていただきます(その後も著作権者等から公開停止のお申し出があれば、その都度対処いたします)。特に拒否のご意志をお持ちでない方、あるいは積極的に許諾のご意志をお持ちの方は、実際には何もする必要はありません。

以上、会誌の電子アーカイブ化事業についてのお知らせ、および投稿規程改訂前の執筆者の方々へのお願いにつき、皆様のご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
二〇一五年三月八日 日本近世文学会 常任委員会
二〇一五年五月三〇日 日本近世文学会  委員会
二〇一五年五月三〇日 日本近世文学会 総会 




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